サッカージャーナリストやサッカー解説者の予想も所詮はアマチュアレベル

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世界ランキング1位のドイツが57位の韓国に負けちゃうしね。

前回大会の優勝国でさえもグループリーグで敗退、決勝トーナメントには進めなかったわけで。

これだからサッカーは面白いんだよね。サッカー最高。ワールドカップ最高!

 

「日本の3戦全敗に100万円賭ける」とか言ってたサッカージャーナリストがいるらしいが、息してんのかな?

まだ生きてますかね?

大丈夫かな。

一部抜粋。

僕はあちこちのメディアで「100万円を賭けるなら、日本は3戦全敗」などと失礼なことを言っていた。

Text by 後藤 健生

https://www.jsports.co.jp/press/article/N2018062711274502.html

 

私はこのかたのコラムとか、基本的に読まないんですけどね、今朝偶然、この記事を目にしまして。

 

必要悪っていうんですかね、やっぱりこういうポジションの人もいなくちゃダメなんでしょうねぇ…。

 

確か2010年の時も「日本、負けろ」って言ってた人いましたよね。

日本の負けを願う、自称サッカー有識者

 

これさぁ、

万が一、日本が勝利した時に、自分ひとりだけ日本の勝利を喜べない日本人になっちゃわない?

「あーくそっ、日本勝っちゃったよ」

ってなるわけじゃん?

日本の負けに100万円、賭けてたとすればさ。

 

可能性がどれだけ低くても、みんなは「日本の勝ち」に賭けてるわけじゃん?

10円かも知れないし、100円かも知れないけど。

でも、気持ち的には「日本の勝ち」を望んでいるわけじゃん。

 

でもさ、ドヤ顔で「オレ、サッカー詳しいんで。サッカーの評論でメシ食ってるんで」のテイで、「日本の負け」に賭けちゃうと、勝った時に、どうしようもなくなるんだよね。

「100万円賭ける」っていう言い方は、直訳すれば

「絶対に、確実に、間違いなく、日本は負ける!この予想には自信あります!」

っていう意味じゃん?

自信満々で言い切っちゃってるってことなんよね。

 

これやらかしちゃうと、日本が奇跡的に勝利した時にさ、周りの日本人がみんなで大喜びしている時にさ、居場所がないじゃん?

一緒になってハイタッチとか、できないわけでしょう。

自信満々で「日本は負ける」って言い切っちゃった直後に。

 

すげー困るよね。

 

日本代表の選手が戦っている最中も「頼む、日本、負けてくれー」とか心の中で思ってんのかな。

だって負けに100万円賭けちゃってるからね、気持ち的には。

 

そしてさ、それ以上に大問題なのは、

後藤健生とかいうヤツの予想、大外れじゃねぇか。この人の言うことは全然あてにならんな。どれだけサッカーに詳しいのか知らんが全っ然ダメじゃん。」

っていう認識をみんなが持っちゃうってことなんすよね。

今後の仕事に影響出るでしょ。

大丈夫なんすか、後藤さん。

 

やっぱ、そういう役目の人も必要ってことなのかなぁ…。

 「憎まれ役」っていうことなのかなぁ…。

う~~む……。

 

 

2010年の時、多くのサッカーファンは、手のひらを返した。「岡ちゃんごめんなさい」と。

あの時もさ、今回と同じような感じだったんよ。

ワールドカップ直前、チーム状態は最悪でさ。

勝てないし、チーム内に派閥ができて、バラバラだったりして。

もうね、私も「3連敗するだろうなぁ」と思ってましたよ。

心底、思ってた。

負けを願ってるわけじゃないけど、負け以外、想像できなかったんよね。

だって、もっとチーム状態が良い時でさえ、ワールドカップで勝利するのは難しかったんだよ。

だったら、チームがバラバラなまま勝つことなんて出来そうにないじゃん?

 

ところが。

いざ蓋を開けてみると、岡田ジャパンの快進撃ですよ。

今までとは全然違うフォーメーションで。

何これ。こんな秘策あったのか?って。

本田ワントップ(ゼロトップ?)で阿部アンカー。

度肝抜かれた。

日本国民全員、岡ちゃんに裏をかかれた。

 

もうね、本当にもうごめんなさいでしたよね。

日本人のオレが日本を信じなくてどうすんだ?と。

本当のサッカーファンなら、ひいきのチームが逆境に中にある時こそ、必死に応援すべきだったんじゃねぇかと。

 

「このままでは3連敗しちゃうぞ!もっと頑張れよ!」って警鐘を鳴らすような気持ちを込めてのブーイングならまだいいとしても、

「日本負けろ」とか「日本3連敗に賭ける」とか、それは言っちゃダメだし、その立ち位置は挑発的すぎて違うんじゃないかと。

それはもう、日本代表のサポーターじゃねぇぞと。

応援する気持ちが無いんじゃねぇかと。

 

とにかくね、痛い目を見ましたよ、2010年に。

いかに、我々の目がふしあなか、嫌というほど思い知らされました。

サッカーファンの予想なんて、まったくあてにならない。

もっと言ってしまえば、

サッカー経験者、日本代表経験者、プロの解説者やサッカージャーナリストの予想でさえ、クソもあてにならんのですよ。

有識者とか自称している連中の予想も、我々ド素人の予想とほぼ変わらんのよね。

そしてことごとく外れる。

それがサッカー。

だからこそ、サッカーは面白い。

 

 

ちなみに、2002年の日韓ワールドカップの時、優勝候補はフランスとアルゼンチンだった…はず。しかし。

わざわざ調べるのもめんどいんで、うろ覚えだけどさ、2002年の時ね、世界中のサッカー解説者、評論家、元選手、ほとんどのプロたちの予想が「フランス優勝」か「アルゼンチン優勝」だったんだよね。

少なくとも、私が目にした媒体では、この2カ国以外を優勝候補に挙げているケースはほぼ無かったように記憶しています。

 

でもね。

 

結果的には、フランスも、アルゼンチンも、グループリーグで敗退。(フランスは1点も取れなかったんじゃなかったっけ?)

 

マジかよ~~…って思ったよ。

サッカー、めっちゃ恐ろしいなって。

これほどまでに見事に裏切られるのか、って。

 

これが、ワールドカップなんだなって。

 

だからね、ホントにもう、ワールドカップは何が起こるのか分からんのよ。

何度も何度も、奇跡みたいなシーンを、そして悪夢みたいなシーンを見せつけられてんのよ、我々は。

 

前回大会とか、開催国のブラジルが大量7点も取られて大虐殺されて負けるとか、誰が想像できるっつーんだ?

 

もうね、魔物ですよ、魔物。

ワールドカップには魔物が住んでいる。

魔物の現住所、ロシア。

 

今大会はホント、紙一重の試合、多く感じますね。

本命が勝つとしても、ギリギリの勝利だったりとか。

 

サッカーって、もともと、紙一重で勝敗がひっくり返るからね。

ましてやワールドカップですから。

何が起こってもおかしくない。

日本の優勝だって、あるかも知れないんよね。(そのためには連続して奇跡を起こし続けないとたどり着けないんだけどさ)

 

だからね、軽々しく「日本は3連敗しますよ」とか、言うもんじゃねぇんですよ。

そんなクソみたいな予想、仮に的中したとしても誰もうれしくないし。

日本人の心にプラスをもたらさない予想にどれだけの意味があるというのだろう?

 

当たるも八卦当たらぬも八卦、だとするならばだ。

どうせなら、夢を見れよ、夢を語れよ、って話なんすよね。

だってさ、祭りだよ?

ワールドカップは祭りだよ?

 

だったら、夢を語らないでどうすんだよ?と。

 

芋づる式に中西哲生氏のこういう記事も出てきた。

ロシアW杯で日本代表がコロンビアに2―1で勝利したことを受け日本代表に「あっぱれを」とした一方で「ボクに対して喝を」と謝罪した。

 司会の関口宏(74)から「なんで?」と問われると、「大会前に3戦全敗だという話をしていたので」と理由を明かした。

日本3戦全敗予想の中西哲生氏、コロンビア戦勝利に「ボクに喝」と謝罪 関口宏は「けしからんね」と突っ込む : スポーツ報知

 

本当に応援しているなら、日本の負けを予想して的中するよりも、日本の勝利を予想して外れる方が、まだマシじゃね?って話なんすよね。

 

ま、とにかく。

今夜、ポーランド戦ですから。

応援しましょう。

 

頑張れ!サッカー日本代表

頑張れ!西野ジャパン!