ヤバい。「さすらいのあんこ職人」めっちゃ面白い。
自分の店を持たず、ふらりとやってきて極上のあんこを作り、風のように去っていく伝説の男。
和菓子の世界において幻と言われているのが職人・小幡寿康。自らの店を持たず、ふらりと訪れては極上のあんこを炊いて風のように去っていく。力を貸してほしいと頼まれれば全国に出向き、和菓子の命であるあんこ炊の技を伝授している。
[プロフェッショナル 仕事の流儀 【「疾走、あんこ道〜菓子職人・小幡寿康〜」】 ]の番組概要ページ - gooテレビ番組(関東版)
なんだ、この生き方は。
超絶カッコイイな。
大手の和菓子メーカーからのオファーを全部断わって、フリーであんこを炊いている。
言うなれば、
フリーアンカー小幡寿康(こばたとしやす)
(あんこを炊く人をアンカーと言うのか?)
できるだけ、小さな店を回って、倒産寸前の和菓子屋を助けるんだってさ。
時には、交通費だけしかもらわないことさえあるという。
なんで、こういう人が称賛されない世の中なんだろうな…。
仮想通貨でがっぽり稼いだ人とかの方が、よほどもてはやされる虚しい社会。
オレの価値観では、どう考えてもあんこの小幡さんの方が尊い存在なんだけどなぁ…。
どうして現代社会は「いくら稼いだか?」でその人を評価するようになっちゃったんだろうな…。
数字に囚われてるヤツ、多過ぎ。
でも、絶望しちゃイカンな。
あんこの小幡さんだって、きっと何度も心が折れそうになったに違いない。
それでも、あずきを炊いたんだ。
オレも、こころのあずきをどんどん炊いていこう。
だから、なんなんだ、「こころのあずき」って。