お酒やビールなどのアルコール類って、適量なら飲んだ方が健康に良い、って話も聞いたり聞かなかったり…。
実際のところ、本当に飲んだ方が健康に良いのか、また、飲むなら適量ってどのくらいなのか?ちょっと調べてみました。
まぁ「調べた」といってもグーグル検索ですけど。お酒って、飲んだ方が健康にいいの?
ということで。
はい、こちらの記事が分かりやすかったかな。
「お酒は少量なら健康に良い」はウソだった? | 健康 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
「お酒は1日1杯程度なら健康に良い」という説と、「お酒は少しであっても体に悪いから控えるべき」という説の両方を耳にして、いったいどちらを信じればいいのかと悩んでいる人も多いのではないだろうか。
以下、ポイントと思われる部分を抜粋していきましょう。
アルコールは少量であれば動脈硬化によって起こる病気(脳梗塞や心筋梗塞)のリスクを下げるものの、がんに関しては少量でもリスクを高める
アルコールは健康に良い、という話があったり、健康に悪い、という話があったりするのは、これが原因のようです。
飲む人は、脳梗塞になりにくいが、ガンにはなりやすい、っていう。
飲酒と健康の話をする時に、これをどう捉えているかで、結論が違ってくると。
ちなみに、「乳がん」は、少量の飲酒でもリスクが高まるらしいですね。
女性の方、要注意です。
少量のアルコールが健康に良いかどうかは、動脈硬化への影響とがんへの影響の「つな引き」で決まるということである。
では、飲んでも大丈夫なアルコールの「適量」とはどのくらいの量なのか。
はい、アルコール愛好家の方、残念なお知らせです。
健康リスクを最小化する飲酒量に関して、最も信頼できる値は1日0杯であり、95%の確率で0~0.8杯/日の間に収まるという結果であった。
1日に飲んでいいと考えられる「適量」は、コップ1杯に満たない量です。
これ以上飲むと、結局トータルで考えた場合に、健康面でリスクが高まるということですね。
でもこれ、こんな飲み方できますかね?
1日にコップ半分のビールとか、そんなストイックな飲み方、実際に可能ですかね?
よほど意志が強くなければ、一度飲み始めたら、もっと飲んじゃうでしょ?
こんな飲み方するくらいなら、いっそのこと、その日は飲まない方が精神的にはよくね?
この結果を見て、私たちはどのように生活習慣を変えればいいだろうか?
第一に、好きでもないのに健康に良いからという理由でアルコールを少量飲んでいる人は止めたほうがいいだろう。
「健康を考えて、あえて飲む」という必要は全くない、ということですね。
健康を考えるなら、飲まない方が良い、という結論。
コップ0.8杯飲めば健康になる、ということではなく、
コップ0.8枚までならリスクが少ない、という感じですからね。
あえて飲む必要は全くない。
アルコールが好きで飲んでいる人(ほとんどの人はこちらだろう)はどうしたらいいだろうか。自分自身のリスクなどを総合的に判断して決めるべきだろう。近い親族にがんになってしまった人がいる遺伝的にがんのリスクの高い人は、アルコールの摂取量を最低限に抑えることをおすすめする。過去にアルコール関連で事故やケガをしてしまった人も控えた方がよいだろう
結局、酒を飲みたいなら、リスクを覚悟しろよ、という結論。
「不健康でもいい、早死にしてもいい、なぜなら酒は人生を豊かにするから」
みたいな覚悟があるなら、どうぞ自分の判断で飲んでください、という感じですかね。
でもな~、ぶっちゃけ、「個人差」による部分も、かなり大きいような気がしますよね。
めちゃめちゃ酒飲んで長生きな爺さんとかいそうだし。
全然飲まないのに早死にする人もいそうだし。
統計はあくまでも統計に過ぎないというか。
あと、今のご時世、長く生きることが幸せとも限らないってのもありますよね。
ということで。
健康で長生きしたいかどうか?ということも含めて、各自で判断しましょうね、って感じで、締めくくっておきましょう。
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