今、とっさにひらめきました。
槙野をボランチで使います!
2002トルシエJの戸田選手、あるいは2010岡田Jの阿部選手みたいなイメージ。
ワールドカップで日本が好成績を残せたのは、2002トルシエと2010岡田だけなんすよね。
やっぱね、カギは守備なんすよ。最終ラインの手前。
最終ラインのひとつ前に、守備力に定評のある職人を配置する。格上に勝つには、まず守る!!
ワールドカップ本番では、ぶっちゃけ日本より弱いチームなんてほぼいないわけです。
対戦する可能性のあるチームは、全部格上。
必然的に、守備の時間帯が長くなるのは、最初から分かってるわけです。
先に相手に点を取られた場合、日本には、それを逆転するだけの爆発力もない。
とにかく、守って守って守り切る以外、実は選択肢は無いっちゃ無いわけで。
私はね、そんな中でも、日本の勝利が観たいんです。
守って守って守り切って、徹底的に守り切って、虎の子の一点を守り切って勝利、みたいな展開でも、全然、OKだと思っています。
だってさ、
「格上相手に、内容も結果も伴った勝利を!」
ってのは、ちょっと望み過ぎだと思うんですよね。
どんな勝ちかたであれ、コロンビアに勝利すれば大金星ですよ。
内容がどうこう言ってる奴は、ニワカですよニワカ。
どんなに泥臭い内容だとしても、私には、絶対に感動できる自信があります。
逆に「守備的な試合で勝ってもしょうがない」って意見とか、意味分からん。
今の日本サッカー界には、ワールドカップで勝つことが、何よりも強力な特効薬なんだと思います。
いや、特効薬というほどの効果はなく、せいぜいカンフル剤程度かも知れません。
でもね、
どんなに善戦して、どんなにチャンスを作って、どんなに華麗にプレーしても、負けちゃったら意味ないと思うんですよね。
それだったら、たった1本しかシュートを打てなかったとしても、あとは89分、防戦一方だったとしても、それでもね、勝つことに大きな意味があると思うんですよね。
あのブラジルに勝利したマイアミの奇跡だってそうでしょ?
防戦一方で、シュートを打たれまくったけど、守護神の川口を中心に、みんなでガムシャラに守りぬいて、ブラジルに勝利したあの試合を思いだしてみてくださいよ。
あの試合を見て、みんな感動したでしょ?
守備的な試合、大いに結構!
防戦一方、大いに結構!
結果、勝つことができたならば、それはきっと、すごく意味のある試合になると思いますよ、日本サッカー界にとって。
特に今、サッカー日本代表に興味を失っている人が増えてると思うんですよね。
もっと危機感を持った方がいいよ、ホント。
『やべっちF.C.〜日本サッカー応援宣言〜』が番組内で渋谷の若者100人にアンケートした結果。
「W杯の開催地を知っている」15%
「開催時期を知っている」13%
「グループステージの対戦国を知っている」9%
「日本代表選手の顔と名前が5人以上分かる」23%
「日本代表監督を知っている」29%
う~~ん……。
ヤバいな…。
昨日のやべっちFCの放送で、槙野選手も、このアンケート結果を知ってショックを受けたって言ってましたし。
ワールドカップですよ?
超~デカい祭りですよ?
「全然興味無いッス」みたいな人、多過ぎでしょ。
怖いわ~。
サッカーに限らず、スポーツは何でも応援したい私的には、ホント恐ろしいわ。
とにかくね、今の日本サッカーにとって一番の薬はワールドカップ本番での勝利です!
ということで、守備ですよ。槙野ボランチ案。
2002年のワールドカップで結果を残したトルシエジャパン。
ちょっと思いだしてみてください。
トルシエがA代表に就任後、メインで起用していたボランチは稲本と明神だったんですよ、確か。
それで順調に成果を上げていたんだよね。
これはいけるんじゃねぇかと。
トルシエJAPAN、強いんじゃねぇかと。
世界と戦えるんじゃねぇかと。
そんな期待感が漂うなか、フランスだったかな、世界のTOPを狙える位置にいるガチの強豪とやったら、コテンパンにやられてしまった。
5点くらい取られちゃったんじゃなかったかな。
それまでは、そこそこやれてたんですよ、トルシエJAPAN。
でもね、世界のTOPの強豪相手だと、今のままでは守備力が足りないってことが判明したわけ。
それで、起用したのが、戸田ですよ。
当時、清水エスパルスに所属していた戸田はディフェンダーからボランチにコンバートされて以来、めきめきと頭角を現していた。
もともと守備の選手だから、攻撃的なセンスよりも守備能力に秀でている。
もうひとりのボランチ稲本は攻撃にも守備にも非凡なものを見せている規格外の選手だったけど、守備の職人みたいな戸田とダブルボランチを組んだおかげで、稲本の守備の負担が多少は軽くなった。と思う。
後ろを安心して任せられるので、稲本が思いっきり前に行けるケースが増えた。
もともとディフェンダー出身で守備力が高く、しかも、荒っぽいプレーもできる戸田の存在は、傾きかけたトルシエJAPANを立て直した。
・・・・・・・・・
と、そんなふうに見えたんだよね、当時の私にとっては。
戸田は、オフェンス時にキラーパスを繰り出すようなタイプではない。
しかし、その分、非常に堅実で、通るか通らないか?みたいな一か八かのパスを出すようなことはなく、その結果、パスの成功率が非常に高かったはず。
しかもバランスよく、長短のパスを使い分け、左右にも散らす。
パスミスしない。
長短、左右、バランスよくパスを散らす。
これだけで、十分すぎるほど十分ですよ。
あとは相方の稲本の攻撃力を引き出してくれればいいワケで。
・・・・・・・・・
とまぁ、こんな感じで、戸田的な存在として誰か適任者はいないだろうか?と考えると…。
槙野かなぁと。
器用だしね。
(過去にボランチの経験もあったよね?)
性格的にも、ノリノリでやってくれそう。
2010年の岡田JAPANは、最終ラインの前に阿部ちゃんを置きましたよね。
ボランチというよりも、いわゆる「アンカー」といわれる位置ですか。
やっぱね、最終ラインと相手フォワードの勝負だと、分が悪いんですよ。
相手のフォワードが強力過ぎて。90分、抑え込むのは難しい。
ということはね、最終ラインと相手FWの戦いのひとつ前で、潰さないとダメなんですよね。
致命的な場面になる前に未然に防ぐイメージ。
攻守のバランスって大事だけど、やっぱね、ゴリゴリに守備意識の高いボランチ、もしくはアンカーが必要だと思うんだよな~。
ということで。ファンタジー溢れる「俺ジャパン」の布陣、考えてみようか。
ちょっと夢のある布陣を考えないとね。
ワクワクしないと。楽しまないと。
ワールドカップは祭りですから。
FWに永井を配置してしまいました。
浅野が23人枠から外れてしまいましたので、私の中では適任者がいないんすよね…。
永井的な異常に速いFWって、絶対に必要だと思うんだけどねぇ…。
特に相手が強くなれば強くなるほど。
ロンドン五輪で日本は4位ですからね。
永井、超~効いてましたよね。
やっぱね、正攻法じゃジャイアントキリングを成し遂げるのは難しいですよ。
攻撃は永井がメイン。あとは原口と岡崎。
守備は基本的に永井以外の10人で頑張る。
ということで、両サイドの原口と岡崎には、攻撃と守備で死ぬほど上下動を繰り返してもらいます。
あとは柴崎からのロングパス一本。
ワールドカップはこの感じで挑みたいと思います。
あ、あとは永井と浅野が同時にピッチに立つ、っての観てみたいなぁ~。
どういう感じになるんだろう?
結論。
「ボランチ槙野」見てみたい!