「世渡り上手な人には、こちらから手を差し伸べる必要はないかな、大丈夫だろうな」って思っちゃうんですよね。
この感じ、分かるかなぁ~…。多分、分からない人の方が多そうだけど…。
大抵の人間って、勝ち馬に乗ろうとするじゃないですか。でも自分の場合、逆なんだよなぁ…だから生きづらいのかも
普通の人間って、
「この人と付き合ったら、いろいろオイシイ思いできそうだぞ」
って思った時に、その人に近づいていくじゃないですか。
権力者とか、人気者とか、お金持ちとか。
そういう人にヘコヘコと媚びて、ついていくじゃないですか。
いわゆる「勝ち馬に乗る」ってやつですよね。
有利な方につく。
勝てそうな側につく。
オイシイ思いができそうな方につく。
恩恵がありそうな方につく。
これ、
一般常識。成功の法則。セオリーなり。
でも私は、異常者なんで、逆側についちゃうんですよね。
負けそうな方を応援しちゃうというか。
本来は、カネ持ってて、人気者で、余裕のあるやつと友達になった方がオイシイ思いをたくさんできるんだろうけど、な~んかね~、そういう人には、興味が湧かないんすよね…。
ブログでもそうなんですよね。基本的に、要領よくスイスイと、上手く立ち回っている人が運営しているブログって、全然、興味が湧かない
これホント、敵を作っちゃう可能性ありますけど、ど~してもね、世渡り上手な人のブログには興味が湧かないというか。
読んでもしょうがないっつ~か。
自分とは無縁の世界なんでね。
要領よく生きてる人の言葉って、心に刺さってこない。
血と汗と涙にまみれた言葉の方が、自分の心にはザクザクと刺さってくる。
でもきっと、一般大衆的には、そういう要領の良い人のブログがもてはやされてるわけでしょ?
カネがっぽり稼いで。ビッグサクセスをゲットして。
そういう人が、崇め奉られてるわけですよね?
だから自分の場合、全然、興味の向かう方向が、大衆とは違うんだろうな~。
こんな感じだから、自分が何か成功を収めるはずがないんよね。
いや、成功なんてクソくらえですよ。コノヤロー。
ということで、ブログでも、自分と同じくらい不器用な人のブログが一番、面白いと感じるし、共感するし、刺さってくる。
やっぱ、不器用な人のブログの方が全然、面白いのよ、個人的には。
不器用だけど、それでも後ろを向かず、必死に生きている姿に、心を打たれるわけよ。
ちなみに、不器用な人間ならなんでもOKってわけじゃなくて。
やさぐれちゃって、完全にダークサイドに堕ちちゃってる人のブログはダメだね。
ネガティブオーラ全開の、訪問者のエナジーを吸い取るようなブログはアカン。
そういうヤツには、ブログ書いてないで病院なり専門家に診てもらえと言いたい。
暗黒面に堕ちてしまうと、もう素人がどうこうできる範囲じゃないんで。
不器用な人間が、不器用ながらも、前を向こうとして、必死に生きている姿こそが、ドラマを生むと思うんですよね。そこに物語が誕生するんじゃないかと。
そういう意味では、ブログってのは、現在進行形の筋書きのない人間ドラマなのかも知れませんね。
極上のエンターテインメントだ。
葛藤を抱えていればいるほど、その人の物語は味わい深いものとなる。
不器用な人のブログは応援したくなるけれど、世渡り上手な人のブログは、オレなんかが応援しなくても、きっと上手くやっていくだろう、と思っちゃう
要領の悪い人を見ると、なんかね~、お手伝いしましょうか?じゃないけど、ちょっと手を差し伸べたくなるというか、なんかサポートできないかな?とか思っちゃうんですよね。
でも、それに対して。
器用に上手く立ち回ってる人のブログを見た時は、「この人は大丈夫だ。オレみたいな不器用な人間の助けなど必要ない。」って思っちゃうんよね~。
身体は一個しかないんでね、やっぱり、器用な人のサポートをするくらいなら、不器用な人のサポートをしたいって思っちゃうわけですよ。優先順位として。
だから、私がスルーしてる時は、「この人は大丈夫だ」って心の中で思ってるケースも結構あるんですよね。
わざわざ、オレが、この人に何か働きかけるまでもないだろう、と。
だったら、
「もっとしんどい思いをしながら、それでも前を向こうとしている人」を応援することに自分の人生を使いたい、って。
この感覚、分かりますかね?
先日の記事で書きましたけど、ヒップホップってこういうことらしいですよ。
詳しいことは知らんけど。
Kダブさんが言ってたのよ。
俺は強者と弱者がいると、アンダードッグ(敗けそうになっているほう)を応援したくなる。ヒップホップはそういうカルチャーですから。
あ~、この感じだ、って。
アンダードッグって言い方をするんだ、って。
負け犬なんですよ、私自身も。
だから、
負け犬側の人たちに寄り添いたいんだよね。
気持ち的に。
こんなことじゃ、金持ちにも、人気者にもなれないだろうけど、それでもいいと思ってるよ。
オレはいつでも、負けそうな方を応援したいんだ。
「この世界は、自分自身を映し出す鏡だ」って言い方を聞いたことがあるけど、オレが生きづらさを抱えた人を応援したい理由はきっと、それが自分自身を応援することに繋がってるからなんだ。